「在宅勤務に切り替わったのはいいけれど、家だとどうにも仕事のスイッチが入らない」「午後イチのWeb会議のたびに、家族に静かにしてもらうようお願いするのが心苦しい」——大分市でテレワークをしながら、そんなもやもやを抱えている方は少なくありません。
通勤時間がなくなったのは大きなメリットです。
けれども実際に働いてみると、リビングの一角では集中が続かない、生活音が入るので会議中はずっとミュートにしている、机と椅子が合わずに夕方には肩や腰が痛くなる、といった別の問題が出てきます。
これは意志の弱さではなく、住まいが「暮らすための場所」として設計されているからです。
この記事では、大分市でテレワーク・リモートワークができる場所を探している方に向けて、仕事をする場所に求められる条件を整理します。
Web会議ができるか、通信は安定しているか、会社の情報を扱っても大丈夫か、長時間座っていられるか。
こうした「仕事ならでは」の視点から、大分でのワークスペースの選び方を、シェアオフィスを運営する中小企業診断士の視点でお伝えします。
読み終える頃には、自分の働き方に合う場所の見分け方がはっきりするはずです。
在宅ワークがうまくいかなくなる3つの理由

在宅勤務を続けている方から、「最初はよかったのに、だんだんつらくなってきた」という声をよく聞きます。
理由は大きく3つに整理できます。
1. 生活空間と仕事空間が混ざってしまう
ダイニングテーブルやリビングの一角で仕事をしていると、視界に洗濯物や食器、家族の私物が入ってきます。
人の集中は視覚情報に大きく左右されるため、「あとで片づけないと」という思考が何度も割り込み、そのたびに作業に戻るための時間が失われます。
書類やノートパソコンを広げたくても、食事のたびに片づけなければならない、という物理的な制約もつきまといます。
2. オンとオフの切り替えができない
通勤という行為には、実は「仕事モードに入るための儀式」という役割がありました。
それがなくなると、朝はなかなかエンジンがかからず、夜は逆にいつまでも仕事を終われません。
始業と終業の境目があいまいなまま働き続けると、労働時間は伸びているのに達成感は薄い、という状態に陥りやすくなります。
3. 通信と音の問題
家庭用のインターネット回線は、家族が同時に動画を見たりオンラインゲームをしたりすると速度が落ちることがあります。
Web会議の最中に映像が固まる、音声が途切れるといったトラブルは、相手の時間も奪ってしまうため気を使うところです。
加えて、子どもの声、インターホン、洗濯機の音といった生活音は、自分ではコントロールしきれません。
つまり在宅ワークの悩みは、「がんばりが足りない」のではなく、環境の設計と仕事の要求が合っていないことから生まれています。
だとすれば、解決策は環境のほうを変えることです。
勉強する場所と仕事をする場所は、条件が違う
ここで一度、整理しておきたいことがあります。
「集中できる場所」と言っても、勉強のための場所と仕事のための場所では、求められる条件がまったく違うということです。
勉強に必要なのは、突き詰めれば「静かで、机があること」です。
私語厳禁で黙々と手を動かせる環境なら、それだけで目的を果たせます。
ところがテレワークは、静かなだけでは足りません。仕事には、次のような固有の条件がついてまわります。
Web会議・通話ができるか
テレワークの実務では、朝礼、定例会議、クライアントとの打ち合わせなど、声を出す場面が必ず発生します。
「話してはいけない場所」では、そもそも業務が回りません。
逆に言えば、通話の可否は場所選びの最優先事項になります。
通信が安定しているか
大きなファイルの送受信、クラウド上の業務システムへの接続、映像を伴う会議。仕事の通信量は、調べものをするだけの利用とは桁が違います。速度が出るかどうかだけでなく、混雑する時間帯でも安定して途切れないかが問われます。
情報セキュリティを保てるか
これは仕事ならではの、そして見落とされがちな論点です。
会社の資料、顧客の個人情報、契約書。
画面をのぞき込まれる「ショルダーハッキング」のリスクは、背後を人が行き交う席では現実的な問題です。
離席時に画面を開いたままにできるか、書類を置いたまま席を立てるかは、勤務先の情報管理規程に関わることもあります。
長時間の作業姿勢を保てるか
勉強の1〜2時間と、勤務としての8時間では、体への負担がまったく違います。
机の高さ、椅子の座面、画面との距離。ここが合っていないと、生産性の問題を通り越して健康の問題になります。
このように、テレワークの場所選びは「静かさ」だけを基準にすると失敗します。
話せること・つながること・守れること・座り続けられること。この4点をあわせて見ていく必要があります。
大分でテレワークに使える場所の選択肢

では、大分市周辺でテレワークの拠点になり得る場所には、どんな選択肢があるのでしょうか。
特定の施設名は挙げず、タイプ別に中立的に整理します。
自宅
移動時間がゼロで、費用もかかりません。
書斎や個室を仕事専用にできる方にとっては、これがいちばん効率的な選択肢です。
一方で、独立した部屋を確保できない場合は、前章で挙げた生活音・視界の乱れ・オンオフの問題が避けられません。
家族と暮らしている方ほど、Web会議のたびに気を使うことになります。
カフェ・喫茶店
大分市内にも、電源やWi-Fiを備えたお店があります。
気分転換にはうってつけで、短時間の作業には向いています。
ただし、店内は基本的に会話のための空間ですから、周囲の話し声はコントロールできません。
通話や会議は他のお客様の迷惑になりやすく、画面や書類の情報も周囲から見えます。
何より、飲食店の席を長時間占有し続けるのは、本来の使い方とは言えません。
コワーキングスペース・シェアオフィス
働くことを前提に設計された共有ワークスペースです。
机・椅子・電源・通信といった業務に必要な要素が最初からそろっており、1日単位の利用から月額会員まで、使い方の幅があります。
通話や会議に関するルールは施設ごとに異なるため、そこは事前確認が必要です。
他の利用者との交流が生まれやすいのも、この形態ならではの特徴です。
サテライトオフィス・企業の分室
勤務先が地方拠点を設けている場合や、法人契約でワークスペースを借りている場合の選択肢です。
会社が費用を負担するため個人の持ち出しがなく、セキュリティ面も勤務先の管理下に置けます。
ただし、自分の意思だけで用意できるものではありません。
どれが正解ということはなく、自分の業務内容にどれだけ会議と機密情報が絡むかで、向き不向きが変わってきます。
テレワーク場所を選ぶときの5つのチェックポイント
実際に大分でワークスペースを探すときは、次の5点を確認してみてください。見学の際に質問すべきことでもあります。
1. Web会議・通話ができる環境か
まず確認したいのがここです。
オープンスペースで通話してよいのか、通話は所定の場所に限られるのか、ルールは施設によって異なります。
「1日に何本の会議があるか」を自分で把握したうえで、その回数をこなせる場所かどうかを見極めましょう。
ヘッドセットの持参が前提になる場合もあります。
2. 通信環境
Wi-Fiの有無だけでなく、混み合う時間帯の実感を聞いてみるのが確実です。
可能であれば、見学のときに手持ちのスマートフォンやパソコンで実際に接続させてもらい、体感速度を確かめるとよいでしょう。
有線接続やモバイル回線を併用できるかも、業務によっては重要になります。
3. 電源
勤務時間まるごとを過ごすなら、電源は必須です。
「席によっては使えない」「延長コードの持ち込みが必要」といった条件がないか確認してください。
ノートパソコン、スマートフォン、モバイルディスプレイと、いくつ口が必要かも数えておくと安心です。
4. 作業姿勢を保てる机と椅子
見落とされがちですが、8時間座り続けることを考えれば、ここは生産性に直結します。
机の広さは、ノートパソコンに加えて書類やノートを広げても窮屈にならないか。
椅子は、長時間座っても疲れにくいか。見学のときに、5分でも実際に座らせてもらうことを強くおすすめします。
5. 通いやすさ
毎日、あるいは週に何度も通う場所ですから、通勤のしやすさは続けられるかどうかを左右します。
大分駅からの徒歩距離、バス停からの距離、自転車で通う場合の駐輪場所、車の場合の駐車環境。
「雨の日でも行く気になるか」が、現実的な判断基準になります。
シェアオフィスやコワーキングスペースの比較そのものについては、「大分のシェアオフィス・コワーキングスペースの選び方|後悔しない比較ポイント」でさらに詳しく整理しています。
あわせてご覧ください。
ユナイテッドシェア大分という選択肢

ここまでの条件をふまえて、大分市末広町にある「ユナイテッドシェア大分」を、ひとつの選択肢としてご紹介します。
まず立地です。大分駅から徒歩5分。
電車でもバスでも通いやすく、天気の悪い日でも「行くのが億劫になりにくい」距離だと思います。
自転車で通う方のために補足すると、当施設に専用の駐輪場はありませんが近隣の市営駐輪場を自転車なら無料でご利用いただけます。
中央町地下駐輪場は施設から徒歩約3分、6:00〜24:00の利用で920台収容。
大分駅高架下西駐輪場は徒歩約4分、24時間利用可能で679台収容です。
大分市中心部で毎日自転車通勤をする方にとって駐輪場所が確保できるかどうかは意外に大きな問題ですから、この点は安心していただけるはずです。
設備面では、机が広いことを挙げておきたいと思います。
ノートパソコンを置いたうえで、資料やノートを広げても窮屈になりません。
前章で触れたとおり、作業スペースの広さは長時間の仕事では効いてきます。
荷物についてはロッカーをご用意しています(ロッカーに収まらない大型のお荷物を常時保管することはできません)。
そして、ユナイテッドシェア大分はオープンスペースで他の利用者と交流できる場所です。
テレワークの最大の落とし穴は孤独だと言われます。
誰とも話さない日が続くと、モチベーションも情報も細っていきます。
同じ大分で働く人と、ときどき言葉を交わせる環境には、それ自体に価値があります。
運営しているのは、合同会社白眉コンサルティング 代表 堀 寿弘(中小企業診断士・応用情報技術者)です。
単なる作業場所ではなく、独立や副業、事業の進め方について相談できるのが、経営の専門家が運営するこの場所の特徴です。
将来的に法人化を考えている方に向けて、法人登記にも対応しています。
なお、Web会議や通話の可否、利用時間、プランの内容については、利用ルールは施設ごとに異なりますので、事前にお問い合わせいただくか、見学の際にご確認ください。
ご自身の働き方に合うかどうかは、実際に見ていただくのがいちばん確実です。
こんな方におすすめ
ユナイテッドシェア大分は、こんな働き方をされている方にお使いいただけます。
在宅勤務中心の会社員の方:家に仕事部屋がなく、リビングで働いている。Web会議のたびに家族に気を使う。始業と終業の区切りをつけて、生活のリズムを取り戻したい。そんな方の「通う場所」として。
フリーランス・個人事業主の方:仕事量が増えて、自宅の机では手狭になってきた。クライアントとのオンライン打ち合わせが増えてきた。腰を据えて働ける拠点がほしい方に。
副業に取り組んでいる方:平日夜や休日に、本業とは別の仕事を進めたい。自宅ではどうしても手が止まる。副業がいずれ本業になったときの相談相手も見つけたい方に。
Uターン・移住して遠隔勤務をしている方:大分に戻ってきたが、勤務先は県外。自宅とオンラインだけで完結する働き方に、少し息苦しさを感じている。地元での人とのつながりも作りたい方に。
通勤時間を短縮したい方:別府市や由布市から大分市の会社に通っているが、往復の時間がもったいない。「由布市や別府から大分市へ。通勤時間を削ってシェアオフィスを拠点にする理由」でも触れているとおり、拠点を変えるだけで1日の使い方は大きく変わります。
🔎 目的が違う方はこちらもご覧ください
- 大分のシェアオフィス・コワーキングスペースの選び方|後悔しない比較ポイント
施設のタイプごとの違いや、契約前に確認したい比較ポイントを整理しています。 - 大分市の自習室・勉強できる場所|無料スペースと作業環境まとめ
仕事ではなく勉強や資格学習の場所をお探しの方はこちらが参考になります。 - 自宅起業 vs シェアオフィス。大分での創業期にどちらを選ぶべきか?
これから独立・開業する方が、自宅と外部拠点のどちらを選ぶかの判断材料です。
よくある質問 FAQ

Q1. Web会議や電話をしてもいいですか?
A. 通話やWeb会議に関するルールは、施設ごとに考え方が異なります。
ユナイテッドシェア大分でのご利用方法については、お問い合わせいただくか、見学の際に直接ご確認ください。
「1日に何本くらい会議があるか」をお聞かせいただければ、それに合った使い方をご案内できます。
Q2. 料金や利用できる時間帯はどうなっていますか?
A. ご利用のプランによって異なります。
料金・利用時間ともに変更となる場合もありますので、最新の内容はお問い合わせまたは見学の際にご確認ください。
「平日の日中だけ使いたい」といったご希望をお伝えいただければ、それに合うプランをご提案します。
Q3. 自転車で通いたいのですが、駐輪場はありますか?
A. 施設専用の駐輪場はございませんが、近隣の市営駐輪場を自転車なら無料でご利用いただけます。
中央町地下駐輪場(徒歩約3分・6:00〜24:00・920台)、大分駅高架下西駐輪場(徒歩約4分・24時間・679台)があり、大分駅周辺への自転車通勤でも駐輪場所には困りません。
Q4. 荷物を置いておくことはできますか?
A. ロッカーをご用意しています。
パソコンの周辺機器や書類など、毎日持ち歩きたくないものを預けておけます。
ただし、ロッカーに収まらない大型のお荷物を常時保管することはできませんので、その点はご了承ください。
Q5. 会社の資料を扱うのですが、セキュリティ面が心配です。
A. 共有スペースである以上、機密情報の取り扱いには一定の配慮が必要です。
のぞき見防止フィルターの使用、離席時の画面ロック、書類を出しっぱなしにしないといった基本的な対策は、どの共有ワークスペースでも欠かせません。
勤務先の情報管理規程で共有スペースでの業務が認められているかどうかも、あわせてご確認ください。
ご不安な点は見学時にお聞かせいただければ、実際の環境をご覧いただきながらご説明します。
まとめ
大分でテレワークの場所を探すとき、大切なのは「静かな場所」を探すことではありません。
話せること・つながること・情報を守れること・座り続けられること・通い続けられること。
この5つを、自分の業務内容に照らして確認することです。
自宅で完結できるならそれがいちばんですが、Web会議が多い方、生活音を避けたい方、オンオフの区切りをつけたい方にとっては、外に拠点を持つことが働き方そのものを変えてくれます。
固定費を抑えながら仕事専用の場所を確保するという意味では、シェアオフィスは現実的な選択肢のひとつです。
自宅を拠点にするか外に構えるかで迷っている方は、「自宅起業 vs シェアオフィス。大分での創業期にどちらを選ぶべきか?」も判断の材料になるはずです。
まずは実際に足を運んで、机の広さや椅子の座り心地、通いやすさを自分の体で確かめてみてください。
見学は、いちばんハードルの低い第一歩です。
ユナイテッドシェア大分では、随時ご見学を受け付けています。
「まずは雰囲気だけ見てみたい」という方も大歓迎です。
大分駅から徒歩5分のアクセスのよさも、ぜひ実感してみてください。