4月も中旬に入ってきました。
新緑のきれいな時期ですね。
当シェアオフィスから見える街路樹の緑も鮮やかで良い眺めです。
さて、今年も大分市の創業者応援事業補助金の募集が4/15(月)よりスタートします。
大分市創業者応援事業補助金の概要
補助対象者
この補助金で補助対象となるのは以下の条件を満たす個人事業主や法人です。
- 創業予定者または創業後5年未満の創業者で、次のいずれかに該当する
- 個人事業主として大分市内に主たる事業所を置き、大分市内に住所を有する者(予定含む)
- 大分市内に本店を置く会社を設立する予定の個人
- 大分市内に本店を置く法人(予定含む)
- 中小企業者であること(予定含む)
- 補助事業完了までに大分市創業支援等事業計画に記載されている「特定創業支援等事業」を受け、大分市から証明書の交付を受けている
- 大分市に税の滞納がない
- 過去に本補助金の交付を受けていない
基本的には、「これから創業して新たに事業を開始する人」を対象とした補助金であり、「第二創業」と言われるような「これまでの事業を廃止して新たに事業を始める」という方は対象外となります。
補助対象事業
大分市の創業者応援事業補助金の補助対象となるのは、「事業活動のために新たに大分市内で事業所を賃貸契約して開設し、実施する取り組み」です。
事業所を賃貸契約せず、自宅を事業所として始める場合や自己所有物件で事業を始める場合は対象外です。
また、今年から「仮設等の恒常的な設置ではない事業所や住居兼用になっている事業所、間借りの事業所(他の部分と明確に区切られていない物件、または他人の専有部分(共用部分を除く)に入らなければ使用できない物件)は対象外とします」と明記されました。
補助内容
補助内容は以下のとおりです。
申請期間
申請期間は、
4月15日(月)〜12月12日(木)
となっていますが、予算消化の状況によっては早めに終わることもあります。
審査は6月、8月、10月、12月と2ヶ月ごとに締切が設けられており、その締切時点で申請のあったものに対して審査が行われることになります。
その他詳細や事業計画書等の様式は大分市のホームページからご確認ください。
大分市創業者応援事業補助金の申請のポイント
審査内容を意識して作成しましょう
これは他の補助金の申請においても同じことではありますが、公募要領(募集要領)には、審査するポイントが記載されています。
その審査ポイントを意識して事業計画書を作成しましょう。
大分市の創業者応援事業補助金の場合、リーフレット等に以下のように書かれています。
この「新規性」「独創性」「競争優位性」等について、読み手である審査員にわかりやすく記載する必要があります。
「新規性」「独創性」「競争優位性」等をどう考えればよいかわからないという場合には、「3C分析」という分析手法が有効です。
「3C分析」は「Company(自社)」「Customer(顧客・市場)」「競合相手(Competitor)」の3者について分析する手法です。
この3C分析を徹底的に行なっていくことで、市場や顧客のニーズや競合相手との違いを明確にしていくことができます。
3C分析について学びたい方は、こちらのセミナーに参加してみてください。
相手は「その事業の素人」の前提で作成しましょう
審査は「外部有識者」が行うと記載されていますが、その人があなたの事業について詳しいわけではありません。
ついつい専門用語を使ってしまいがちですが、「事業計画書の読み手は素人」という前提に立ち、わかりやすい文章を意識しましょう。
事業計画書を審査員にもわかりやすくするためにも、図表や写真を使ったり統計データ等を活用したりするようにしましょう。
まとめ
大分市の創業者応援事業補助金は、大分市内で創業される方にとても便利な補助金です。
また、たとえ審査で落とされてしまい、補助金がもらえなかったとしても、事業計画を作成して事業に取り組むことはその後の事業の成長のためにも役立つものです。
大分市で創業を検討されている方や創業後5年以内でこの補助金の申請を検討されている方は、ぜひご相談ください。
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